KWANGYAに行けなくなった話。

夢を見ることができなくなったと感じるタイミングは人それぞれだと思う。

何歳になっても夢を見続け目標に向かって走り続ける人も入れば、自分の限界を早々に感じ見切りをつけた人もいるだろう。

 

 

2022.1.29

韓国の某事務所○Mがオーディション申込みの募集を始めた。

募集対象は03〜11までの男女国籍問わないすべての人。

 

その募集要項をたまたまTwitterで見かけた私は何故か独り虚しくなっていた。虚しさの理由を探した私は、その原因が03〜11という対象年齢にあることに気づいた。

 

 

 

近頃のKPOPアイドルは自分より年下の新人アイドルが少数ではあるが増えてきている。友人とふざけて、「もうアイドルになるには遅いねえ」などと話すこともあった。だが実際、このように03より上はアイドルになることができないと明確に突きつけられたことは、応募するつもりのない私にとっても、悲しく感じる部分があった。

 

 

 

 

応募する勇気も実力もない人間が何を言っているんだと言う話だが、長年アイドルを見てきた"1"アイドルオタクとしてアイドルになることを夢見た日が無かったわけではない。

 

 

キラキラした衣装を着て歌って踊り、沢山の努力の末に大きな歓声とたくさんの光に包まれ、家族と呼べるほどの仲間がいる彼らに憧れていた。歌を聞きながらMVのように表情を作っていたら親凸され死ぬほど恥ずかしかったこともあった。ステージで輝く彼らの表情を真似ながら、自宅で下手くそなダンスを踊り歌ったこともあった。

 

 

 

だからこそ、今回明確に突きつけられたことは少しショックに感じたのかもしれない。いつまでも憧れていたかった"アイドル"という職業に憧れることができない年齢になったからね、と言われている気がして。

 

 

 

対象年齢をつけることが悪いわけじゃない。実際、歌って踊るアイドルは体力勝負なところがあるため体力のある若い人材がほしいのは当たり前だ。

 

ただ、私が勝手に「アイドルになることを夢見る事が出来なくなった」と思ってしまっただけだ。そう思わなければならない年齢になっていたことに気がついただけだ。

 

 

 

 

 

"KWANGYAに入ることさえ許されない"

 

そう考える虚しい自分がいることに気がついた記録としてこのブログを書いた。